そして注文する時に、「トマトにドレッシングはかけないで」とリクエストしました。
理由を聞くと、その知り合いが言うには、トマトはそのまま食べるのが、一番美味しい食べ方らしいです。
ちなみに、私はドレッシングとか、マヨネーズをかけて食べたいです。
ふと思ったのですが、生のトマトには、どんな食べ方があるんでしょうか?
このような疑問をお持ちの方へ向けて、この記事を書きました。
この記事を書いている僕は、北海道を中心に海外含め、17年間トマト栽培を行っております。
トマトの栽培歴は17年ですが、トマトを食べている歴は、おそらく30年くらいになるかと思います。
たしかに、生のトマトに何をかけるのが美味しいのかという話題は、永年の課題です。
目玉焼きに何をかえるかより、もっと深い課題かもしれません。
今回は、生のトマトにはどのような食べ方があるか、10の方法をピックアップして紹介します。
まだ、試した事のない方法を知ったかたは、ぜひ新しい食べ方にチャレンジしてみてください。
【変化球あり】生トマトの食べ方10選を紹介
トマトを手軽に食べる事のできる方法は、やっぱり生のまま食べる事です。
トマト料理には、冷製のパスタや、冷製のスープなど、生のトマトを材料に使うものもありますが、今回は、調味料をかえる程度の調理にとどめた、トマトの食べ方10選を紹介します。
そのまま食べる
はい、そのまま食べます。
果実のまま、パクッと丸かじりする方もいますが、
ある程度の大きさに、切ってから食べる方法が、一般的かもしれません。
トマトに、同じ味はありません。
同じ産地、時期、品種でも、栽培する環境や栽培者の管理の方法で、味は大きく変わります。
本当のトマトの味を味わうには、一番の方法です。
皮をむいて食べる
皮を剥くだけでも、けっこう味の感じ方は違います。
そして、食べやすい。
トマトの皮を剥いてから、生のトマトを提供すると喜んでくれる方って、結構いっぱいいます。
調理する方は、少々手間がかかりますが、特別な事をしなくても、美味しく食べる事ができる方法です。
トマトの皮のむき方は、こちらの記事も参考にしてください。
ドレッシングをかける
トマトのサラダとなれば、ドレッシングをかける事が多いと思います。
トマトの味よりは、ドレッシングの味が目立ちます。
生のトマトを食べるのが、苦手な方はこの方法が食べやすいですよね。
マヨネーズをかける
サラダといえは、ドレッシングですが、冷やしトマトをいえば、マヨネーズが定番かもしれません。
この方法も、トマトの味よりマヨネーズの味が目立ちます。
醤油をかける
醤油をかける、または、つけて食べる方法は、少数派かもしれませんが、私の祖父はこの食べ方が好きでした。
「おかず=醤油をたっぷりかけて食べます」という方にオススメの方法です。
塩をつける
トマトを、お皿に準備したお塩に、チョンチョンとつけながら食べます。
以前、ロシアで仕事したときに、この方法を知りました。
現地では、生のトマトを食べるときは、当たり前のように行われている方法です。
正直、特別な事はなく、塩+トマトの味です。
ケチャップをかける
これは、tomato on tomato です。
食卓のトマト祭りです。
トマトが大好きで、たくさんトマトを感じたい方にオススメです。
ちょっと変わっている食べ方に思うかもしれませんが、豆腐に醤油をかけて食べるのと同じ事だと思えば、納得の食べ方です。
粉チーズとオリーブオイルをかける
2つの調味料をかける方法で、ちょっとずるいかもですが、勘弁してください。
スライストマトとチーズを挟んで、バジル、オリーブオイルをかけて食べる「カプレーゼ」のメニューの簡易版をイメージした食べ方です。
チーズが苦手な方以外は、ほとんど方にヒットする方法です。
はちみつをかける
これまでは、しょっぱい系の調味料でしたが、甘い系になりました。
はちみつのマイルドな甘さと、トマトの酸味のコンビネーションが良く、なかなか箸が進みます。
練乳をかける
トマトはイチゴではありません。と思う方もいるかもしれませんが、試す価値ありです。
酸味の強い野菜のトマトも、練乳パワーで、ミルキーな世界へ連れて行ってくれます。
砂糖をかける
僕が子供の頃に、おばあちゃんから、教えてもらった方法です。
グラニュー糖や、上白糖をかけて食べます。
トマトのゼリー部と、砂糖のざらざらが合わさった食感が結構やみつきになります。
【とまと家・中島が選ぶ】オススメの生トマトの食べ方
これまで、紹介した10個の食べ方で気になる方法はありましたか?
たくさんあって、どれを試そうか迷っているあなたへ、オススメの方法紹介します。
生のトマトに何をかえるか迷った時は、お砂糖でどうぞ
個人的な好みが強く関係しますが、とまと家の僕の一番のオススメは、
砂糖をかける方法です。
この食べ方の魅力を知ると、もう他の方法には戻れないかもしれませんので、ご注意を。
トマトに砂糖をかけて美味しく食べるポイント紹介します。
- トマトは赤道部に平行にスライス切り
- 使う砂糖は上白糖
- 砂糖の量は、1つの果実に大さじ3杯以上
・トマトは赤道部に平行にスライス切り
トマトに砂糖をかけて食べる際の、一番の醍醐味は、ゼリー部と砂糖のコンビネーションです。
切り方によっては、ゼリー部がうまくでない事もありますので、トマトのへたを上にして、水平方向にスライスする方法が向きます。
・使う砂糖は上白糖
上白糖は砂糖の粒子が粗いため、ゼリー部に溶けた際も砂糖の食感が残りやすいです。
このゼリーに溶けた砂糖の「シャリ感」が、重要で、ガツンと甘いトマトの味を際立たせてくれます。
・砂糖の量は、1つの果実に大さじ3杯以上
せっかく、砂糖をかけるなら、中途半端な量をかけるのは裂けるべきです。
オススメは、200g程度の大玉トマトに大さじ3杯以上の砂糖です。
たくさんかけるほどに、シャリ感がまし、甘さのパンチも強くなり、この食べ方の特徴を生かす事ができます。
という事で、そうとう甘党のみなさん向けの、オススメの方法となりましたが、
甘い物は別腹、食事でおなかいっぱいになっても、この方法でいっぱいトマトを食べてくださいね。
以上、「トマトがあれば〜何でもできる!」が、座右の銘。
とまと家・中島がお届けしました。
happy tomating!!