トマト栽培をビルの屋上で挑戦!【いろんなメリット生まれます】

質問する人
ビルの屋上を利用して、トマトを栽培する取り組みをニュースで見ました。
ビルのある所って都会のイメージがあって、トマトを栽培は大変そうだなと思いました。
ただ、おもしろい発想だと思います。
いつか、機会があったらチャレンジしてみたいです。
トマトをビルの屋上で栽培する際のメリットや、ポイントについて教えてください。

このような疑問をお持ちの方へ向けて、この記事を書きました。

この記事を書いている僕は、北海道を中心に海外含め、17年間トマト栽培を行っております。

札幌市のビル屋上でトマトを栽培した経験もあり、その中で得た情報を紹介します。

家庭菜園でトマトの栽培がしたいけど、畑が準備できない方は、レンタル式シェア農園の利用もオススメです(手ぶらで行けて栽培サポート付きです)。
屋上の場所を探すよりも、探しやすいと思います。

無農薬野菜を栽培するなら【シェア畑】

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トマト栽培を屋上で挑戦!【いろんなメリット生まれます】

 

トマト栽培を屋上で挑戦!【いろんなメリット生まれます】

トマトをビルの屋上で栽培すると聞くと、どうして、わざわざ野菜の栽培が難しいそうな場所で行うのだろう?と、疑問に思うかもしれません。

しかし、いろんなメリットがあるのです。

高品質野菜の生産・販売を行いやすい

屋上という日当たりが良い好条件での野菜栽培となり、高品質の青果の生産に適した場所です。

都心部での栽培の場合は、収穫後の販売場所までの流通過程をなくしやすく、完熟の状態で販売する事が容易です。

多くの野菜生産物は、都市部で消費されます。その都市部が栽培場所となるためです。

地域コミュニティーの活性化に役立つ

都市部地域は園芸活動を行う事が難しい場所です。

屋上の敷地を有効に用いる事でみどりの拠点をつくる事ができ、高齢者や地域との関係を深める「場」の提供が可能となります。

野菜の栽培管理など、みどりにふれあう事はみんな大好きですが、都市部になればなるほど、その場所づくりがむずかしくなりがちです。

都市緑化による環境政策への貢献ができる

都市緑化の有効な使用事例となります。

近隣の他ビル等施設への利用を促し、都市緑化活動の拡大につながるきっかけになります。

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食育活動を行える場所となる

都市部で栽培を行うことで、生産現場へのアクセス等容易になり、より質の高い食育活動が可能となります。

車を使わなくても、公共機関で目的の場所まで行きやすい事が、活動の場所を作りやすくなります。

トマト栽培を屋上で行う際の方法と使用資材

トマト栽培を屋上で行う際の方法と使用資材

屋上という特殊な場所で栽培を行う場合、どのような点について準備を行えば良いのでしょうか?

この項では、場所の選定、資材、栽培のコツについて解説します。

適する屋上施設のの選定条件

適する屋上施設のの選定条件

  • 十分な日当たりを確保するため南側に高い建物が無い事
  • 頻繁な潅水作業が必要となり水道設備があるもしくは、設備が近くにあること
  • プランターを設置するために地面が平らなこと

上の条件に完全に一致する場所の選定はむずかしいかもしれません。

なるべく近い環境になるように場所選びを行いましょう。

屋上トマト栽培でオススメな資材と栽培管理のポイント

栽培に必要な資材

プランター

苗の定植にはプランターがオススメです。

屋上の床を畑のように、全面土で覆われている条件を作る事が難しいからです。

写真を見てもらってもわかるように、僕が屋上でトマト栽培したときも、プランターを使用しました。

大きいプランターの方が、たくさんの培土で管理する事ができ、水持ちも良く栽培も安定しやすいです。

プランター

誘引のための資材

作業現場等で使用されているバリケード、単管パイプ、イボ竹支柱を利用する方法がオススメです。

これらの資材は、全てホームセンターで購入する事ができます。

イボ竹支柱を培土に差し込んで利用するため、プランターが良いウエイトになり、強風時でも資材の移動等を防げます。

誘引のための資材

屋上トマト栽培の管理ポイント

栽培の環境は、露地で家庭菜園を行う場合と基本的に同じ条件となります。

栽培の時期はこちらの記事を参考にしてください。

栽培管理は、プランターを使用しますので灌水、肥料切れのないように、生育に合わせこまめに行う事が重要です。

屋上での栽培となると、栽培現場まで行く事が家庭菜園の畑のように簡単に行けない場合もあると思いますが、十分な灌水、追肥を行う事がポイントとなります。

 

トマト栽培を屋上で行った結果(実際の収量と品質を紹介)

トマト栽培を屋上で行った結果(実際の収量と品質を紹介)

ここでは、2015年に札幌市のビル屋上のトマトの栽培結果を紹介します。

屋上でのトマトの栽培概要【実施例】

  • 栽培面積(屋上面積):約60坪(約200㎡)
  • 播種日:3月23日
  • 定植日:6月6日
  • 栽培品種:キャロル10(ミニトマト)
  • 栽培株数:360株

屋上でのトマトの収量【実施例】

5株調査の結果

 1段目2段目3段目4段目5段目6段目7段目8段目計・平均
収量(g)1,1281,3331,8391,4491,8912,1622,1961,29413,292
糖度(% Brix)7.37.27.37.57.78.07.77.97.6

屋上でのトマトの収量【実施例】

屋上以外の場所でも今回紹介した方法を生かせます

屋上以外の場所でも今回紹介した方法を生かせます

ビルの屋上以外にも、マンション等のベランダ、駐車場、菜園、畑のちょっとしたスペースなどでも、条件が整えば、上の項で紹介した資材を使用し、トマト栽培が可能となります。

ぜひ、挑戦してみてください!

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