トマト栽培でプランターを使う時の水やりのコツ

質問する人
家のベランダで、トマト栽培にチャレンジする事にしました。
やっぱりトマト栽培は、水やりが大事ですよね。
プランターに植える場合の水やりのポイントを教えてほしいです。

このような疑問をお持ちの方へ向けて、この記事を書きました。

この記事を書いている僕は、北海道を中心に海外含め、17年間トマト栽培を行っております。

過去にプランターを利用した栽培を行った経験もあります。

プランターのトマト栽培は、予想以上に水やりが必要です。

その時の経験をもとに、プランター栽培の水やりの方法について解説します。

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トマト栽培でプランターを使う時の水やりのポイント

トマト栽培でプランターを使う時の水やりのポイント

プランターを使うトマトの栽培は、少しのスペースと資材の準備があれば、始める事ができます。

気軽に栽培できますが、少ない培土の量で栽培管理がをする必要があり、特に水やりの管理は重要になります。

水やりの頻度は、使用するプランターの大きさと苗の数で変わる

プランターの大きさによって培土の容量が変わります。

培土の量が多いほど、1回の灌水の効果が長くなります。

そして、1個のプランターに、トマトの苗を何株植えるかにもよっても、1回の灌水の効果が変わります。

2株植えるよりも1株植えるほうが、効果が長くなります。

大きいプランターで、少ない株数の栽培方が灌水の効果が長くなります。
 

水やりを行う判断はプランターの重さを基準に、慣れたら目視で

どのような状況になった時に灌水が必要なのか?

この判断をする事が、水やりの難しいところであり、大事なポイントでもあります。

畑に植える方法と比べ、プランターを利用する方法は、水やりが必要かどうかの判断は行いやすいです。

それは、プランター全体の重さを把握しやすいからです。

プランターに水やりを行うと、培土は水を含み重くなります。

その重さを判断の基準にすると、プランターに含まれている水の量を把握しやすく、水やりが必要かどうか決めやすいです。

水やりが必要なタイミングの目安として、

プランター全体の重さが、50%になった時

をオススメします。

 

この時の重さの確認方法は、はかり等で正確に計測しなくても、プランターを持ち上げた時に、「あ、だいたい50%くらいに重さだな」という感じで、自分の感覚を基準にしてもらっても大丈夫です。

全体を持ち上げる事は、大変なので、片側を支点にして片側を持ち上げると、重さの感覚がわかります。

100%は、プランター全体に灌水をして、そこから水が出る程度となります。

 

栽培期間中、ずーとプランターの重さを調べて、判断するのは難しいと思います。

何度か、このように判断を行うと、培土の表面の色など、目視でもプランターの重さ50%の状況が、わかるようになると思います。

そうなれば、重さを調べず、見るだけで判断できるようになります。

水やりは液肥を加えて追肥も一緒に行う

水やりを行う時は、全ての作業に液肥を加えて行う事がオススメです。

プランターの栽培では、培土の量が決まっているため、肥料も、もともとの培土に保持できる量が決まっています。

栽培途中からの追肥は必須の管理です。

水やりも頻繁に必要になるので、この機会使わない手はありません。

プランター栽培での追肥の方法はこちらの記事で詳しく解説しています

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水やりする時は底から出るくらいたっぷりと

1度の水やりでどの程度の量を与えるべきか、という点も判断しにくい点かもしれません。

1回の水やりは、そのプランターが100%水を保持できる量で、行う方法をオススメしています。

例えば、10Lの水を灌水する場合

○ 10Lの水やり→1回
△ 2Lの水やり→5回

これは、気温が低い時期は、水やりを行うために、地温が下がってしまうため、なるべく回数を少なくする方が良いためです。

なるべく、水やりの回数を減らすには、大きなプランターを利用する事が大事になります。

詳しくはこちらの記事をごらんください。

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以上、「トマトがあれば〜何でもできる!」が、座右の銘。

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