トマト栽培でプランターを使う時の追肥のコツ

質問する人
プランターを使ってトマトの栽培をして、苗を植えてから2週間経ちます。
果実が大きくなってきたし、葉の色が薄くなってきてので、そろそろ追肥をしようかなと思っています。
プランター栽培の時の追肥の方法について教えてほしいです。

このような疑問をお持ちの方へ向けて、この記事を書きました。

この記事を書いている僕は、北海道を中心に海外含め、17年間トマト栽培を行っております。

過去にプランターを利用した栽培を行った経験もあり、収量と品質を高めるために、追肥も行いました。

その時の経験をもとに、プランター栽培の追肥の方法について解説します。

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トマト栽培でプランターを使う時の追肥は液肥がオススメ

トマト栽培でプランターを使う時の追肥は液肥がオススメ

プランターを使うトマト栽培は、限られた土を長期間使用するため、途中の追肥管理は必須です。

では、この栽培方法の特徴を考えると、どの追肥の方法が良いのか解説します。

プランター栽培での追肥は液肥で一択

トマトのプランター栽培では、液肥で追肥をする方法が一番良いです。

プランター栽培は、頻繁な灌水の管理が必要となるからです。

追肥をしてもしなくても、絶対に灌水管理は必要ですし、灌水量が不足すると萎れて、枯死します。

 

せっかく、灌水する管理を行うのであれば、その灌水に液肥も加えて、液肥灌水とする方が良いです。

その理由は2つあります。

・追肥の効果が高い

・省力化になる

追肥の効果が高い

液肥以外の主な追肥には、粒状肥料を使用する方法があります。

液肥を使用する方法は、粒状のものを使用する事に比べ、効果が早く、確実にでるというメリットがあります。

省力化になる

灌水を管理を行う必要がある条件であれば、液肥の管理は手のかかるものではありません。

灌水に使用する水に、肥料を混ぜるだけです。

 

 

また、追肥として必要になる、肥料の量は、トマトの生育に応じて変わります。

もちろん、植えてすぐの苗の状態より、収穫が始まっている時のほうが、多くの肥料を与える事が必要となります。

そして、灌水の量と回数も、トマトの生育に応じて量を変える必要があるので、

灌水する時に、液肥を混ぜて行うと、肥料も生育に応じて与える事ができるようになります。

 

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トマト栽培でプランターを使う時の追肥の方法

トマト栽培でプランターを使う時の追肥の方法

上の項では、プランター栽培での追肥の方法は、液肥を使用した方法をオススメしました。

次に、具体的な方法について解説します。

使用する液肥は、カルシウムを含んでいる肥料が良い

液肥で使用する肥料は、カルシウムを含んでいるものが良いです。

・尻腐れ果実の発生が少なくなる

・健全な葉茎の生長に良い効果がでる

という、メリットがあるからです。

ほとんどの液肥の商品は、チッソ、リン、カリの3要素を含んでいますが、 カルシウムを含んでいる商品になると、だいぶ数が減ります。

チッソ、リン、カリの3要素のみを含んでいる肥料で、液肥灌水の追肥を続けると、

3要素の肥料分に対して、カルシウムの供給量が不足して尻腐れ果の発生が多くなりやすいです。   プランターで使用する培土には、カルシウムが含まれているものもありますが、 培土の容量が決まっているので、栽培の途中からは培土からの供給では不足してしまいます。

追肥に使用する肥料をカルシウムの含むものにする事で、尻腐れ果の発生などの、カルシウム不足の症状を防ぐ事につながります。

オススメの液肥用肥料

メーカー名:OATアグリオ
商品名:OK-F-1

がオススメです。

この肥料は、カルシウムと、マグネシウムも含み肥料の5要素を含みます。

(5要素は、チッソ、リン、カリ、マグネシウム、カルシウム)

ホウ素、マンガン、鉄の微量要素も含んでおり、限られた培土の量を使用するプランター栽培で、不足しがちの要素も補う事ができうるので、適します。

この肥料は粉末状となり、使用前に水に溶かして利用します。(原液が液体のものに慣れている方は、最初はやや使いにくいかもしれませんが、すぐに慣れます)

プロ用の肥料ですので、ホームセンターで購入する事は難しいと思いますが、ネット通販では容易に購入する事ができます。

灌水に使用する液肥の濃度目安

液肥灌水をする時に混ぜる肥料の濃度は、「500倍」を基準にします。

肥料の量を基準にした方が確実なのですが、数値を知るには専用の測定機材が必要となります。

使用する肥料によっては、同じ500倍でも、含まれる肥料の量は変わりますが、

極端な過不足になることは少ないので、倍率を基準する方法がオススメです。

 

生産の現場では「EC」という単位が、肥料の含まれている目安とされます。

僕は、液肥灌水に利用する養液の目安を「2.0ds/m」にしています。

 

液肥の効果を少なくしたいときは、EC値を1.5
効果を多くしたいときは、2.5

などと、調整して使用します。

オススメの肥料で紹介した「OF-F-1」は500倍で、2.0ds/mとなります。

 

商品によっては、ホームページ等の情報で、倍率とEC値について確認できる事もありますので、チェックしてみてください。

 

ちなみに、10Lに500倍の液肥を作る場合は、20ml / 20gの原液(原料)で薄めます。
 

いつから追肥を開始するのか?

苗をプランターに植えて最初の灌水からでOKです。

使用する培土によっては、元肥として土の中に肥料が含まれているものがあります。

そのような場合でも、最初の灌水から液肥を加えて液肥灌水する事をオススメします。

 

「与える肥料が多くなりすぎるのでは?」

と思うかもしれませんが、プランター栽培の場合、肥料が不足しやすく、与える肥料が少なすぎるよりは、多すぎる方がうまくいきやすいからです。

 

もちろん、適切な肥料の管理を行う事が理想ですので、葉の色等で草勢の判断ができる方は、トマトの生育に応じて液肥灌水のタイミングを決める方が良いです。

液肥灌水が良いのか、普通の灌水が良いのか、判断に迷う時は、液肥灌水を行いましょう。

液肥灌水する頻度

灌水を行う時は、全ての作業で液肥を加えて行います。

灌水が多く必要になる場合は、トマトもその状況に応じた状態(葉の枚数が多く、大きく、果実も実っている)になっているはずです。

追肥の必要量も、トマトの生育状況次第であり、灌水が必要となる基準をそのまま追肥の管理でも使えます。

 

以上、「トマトがあれば〜何でもできる!」が、座右の銘。

とまと家・中島がお届けしました。

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