毎年、春の季節が近くなると、今年は家庭菜園にチャレンジしようと思うのですが、畑借りたり、道具準備したり、毎週野菜の世話をするのが大変だしなー。
と思って、また来年にしようと、なってしまいます。
家庭菜園を始めたい気持ちはいっぱいあるのですが、迷っています。
迷っている間に、夏になり始める機会を無くし、また、来年の春に迷っていてそうな気がします。
こんな私に、家庭菜園を始める後押ししてください。
このような迷いをお持ちの方へ向けて、この記事を書きました。
この記事を書いている僕は、北海道を中心に海外含め、17年間トマト栽培を行っております。
わかります。
新しいものを始める時は、いろいろと迷ってしまいますよね。
確かに、お金もかかるし、時間も使うし、ある程度の知識も必要ですしね。
でも、家庭菜園を行った時の、メリットがはっきりしていると、始めやすくなるのではないでしょうか?
今回は、家庭菜園を行うメリットを、中心に解説します。
家庭菜園で簡単ではないけど得られるメリット
家庭菜園を始めるには、畑、資材、苗、知識など、必要なものもがある反面、得られるメリットもあります。
最近はシェア畑のサービスもあり、誰でも家庭菜園を始めやすくなりました。
自分で作った野菜が一番おいしい
家庭菜園の1番のメリットはこれです。
例えばトマトを栽培するとします。
「いくら試しても母のカレーには勝てない・・」
こう言葉を残す、札幌市内の有名スープカレー屋の店主がいます。
毎日お昼にできる行列がそのお店のメニューの質の高さを物語ります。
そんな人気のカレーも本当に母親のカレーには勝ることはできないと・・
その母のカレーには、科学的には説明できないものがあるのではないでしょうか?
子供が大好きなカレーライス。
市販のルーを使い特別な事はなにもない。
ただただ愛情をかけて調理する事がこのカレーの美味しさを作るのではないのでしょうか?
近所のスーパーで買ったトマトに比べ、自分で苗を植えて、わき芽の管理をし、水と肥料をやる。
相手は生き物であり、植物のため話をすることができません。トマトが今何を求め、どのような管理が必要か?
毎日気を配る事60日。
ようやく最初のトマトが収穫できます。
どんなに効果な高糖度トマトより、どんなに有名な有機農法で栽培されたトマトより、自分で天塩にかけて育てたトマト。
きっと特別な味がするでしょう
採れた野菜を食べられる
いつ収穫して、いつ食べるのか。
家庭菜園をおこなっていると、全て自分の判断で行えます。
調理の直前に収穫して食べる野菜は、特別な栽培をしていなくても、新鮮なだけでも、購入する野菜では感じる事のできない美味しさを楽しめます。
家庭菜園ともだちができる
最近は、市民農園の施設があります。
区画割された畑で、家庭菜園を行う場所ですが、栽培のシーズンになると、ここには家庭菜園の愛好家さんが、たくさん訪れて、それぞれお好みの野菜を栽培します。
みんな、同じ目的で集まり、情報交換したり、世間話をしたり、友達を増やす良い機会にもなります。
また、一般の住宅の庭や、ベランダで野菜の栽培をしている方も多く見かけます。
気になる野菜の栽培があったら、声をかけてみてはいかがでしょうか?
家庭菜園話に花が咲くかもしれませんよ。
農薬・肥料の使用を自分でコントロールできる
有機野菜は、スーパーなどでも購入できますが、価格が高いだけでなく、欲しい野菜の品目がなかったり、あっても在庫の量がすくなかったり、
なかなか、自分の希望どおりに購入するのが難しい場面があります。
家庭菜園を行えば、自分の好きな野菜を、自分の栽培方法で作る事ができます。
完全無農薬や、完全有機肥料の野菜など、自分好みの野菜を作る事が可能です。
野菜の購入コストが下がります
家庭菜園を行うと、スーパー等で野菜を購入するよりも、出費が減ります(ほとんどの場合で)。
ほとんどの場合と書いたのは、栽培がうまくいかなかった時は、逆にコストが高くついてしまう事があります。
資材や種、苗代がかかっていますので。
作物や、時期を選べば、資材などにかかったコストを回収する事ができる栽培は、難しくないです。
家庭菜園を、家計の手助けにも活用してください。
家庭菜園での作物選びはトマトがおすすめ
いざ、家庭菜園を始める場合は、いろいろな準備が必要です。
その準備をする際には、まず、栽培する作物を決める必要がありますね。
作物によって、使用する資材や、必要な畑の面積が変わってくるからです。
家庭菜園で栽培する、僕のおすすめする作物は、トマトです。
トマトをオススメする理由を紹介します。
トマトはみんなの人気者
トマトは、僕がいろんな人に聞いた情報を基に作る、家庭菜園で栽培した作物ランキングで、いつも1位です。
それにはもちろん魅力があるからです。
食べて美味しい
トマトは好きな野菜としても、とても人気がありますね。
見て美しい
そうです。トマトは食べて美味しいだけではないのです。
生育する姿がとっても美しいのです。
いつでも、好きな時に、トマトの生育する姿を見ることが出来る事は、家庭菜園の大きなメリットです。
トマトは栽培を通してコミュニケーションをとりやすい野菜
トマトの株は、他の作物に比べると、灌水や追肥の管理に対して、反応が早く、敏感です。
特に、家庭菜園で野菜を栽培する場合、美味しい果実をたくさん収穫する事も大事ですが、栽培する楽しみを感じたいと望む方も多いと思いますので、そんな人にとってトマトは、ぴったりの作物です。
トマトの魅力についてはこちらの記事も参考にしてください
トマトは、毎年、家庭菜園で栽培したい野菜ランキングで、トップ3に入る人気の高い作物です。私も毎年、我が家の庭でトマトを栽培しています。「育てる楽しみは?」って聞かれても、正直、答えに困っちゃいます。。。美味しいトマト[…]
トマトのプランター栽培についてはこちらの記事を参考にしてください
トマト栽培ビギナーです。トマトの栽培を始めたいなと思っています。プランターを使う方法が、お手軽・簡単そうで、良いかなーとおもっているんですが、ぶっちゃけ、どうなんでしょうか?プランターを使うトマトの栽培って?[…]
以上、「トマトがあれば〜何でもできる!」が、座右の銘。
とまと家・中島がお届けしました。
happy tomating!!