学校からの課題となっている自由研究で、トマトの果実について調べようと思っています。
テーマは「トマトの断面について」です。
全部コピペすると先生に怒らせてしまうので、さらっとだけ、トマトの断面について知りたいです。
このような疑問をお持ちの方へ向けて、この記事を書きました。
この記事を書いている僕は、北海道を中心に海外含め、17年間トマト栽培を行っております。
トマトの断面を見る機会って、そう多くはないです。
特に、今回紹介する赤道部でカットする断面は、スライストマトでトマトを食べる時か、トマトの調査で子室数を調べる時ぐらいかもしれません。
そんな、トマト果実の断面図ですが、注意深く観察すると、いろいろな事が発見できるかもしれませんね。
今回は、トマトの断面について解説します。
トマトの断面を図解で解説
今回は大玉トマトを地球に見立てた場合、赤道部に沿ってでカットする断面で解説します。
地軸に沿って断面だと、切り方によって見え方が変わってしまします。
外果皮
果実の最も外側の皮の部分にあたる。クチクラ層というツヤがあり丈夫な組織でできている。
中果皮
肉質で可食部の主な部分。中にはヘタに向かって、たくさんの維管束がある。
内果皮
子室との境となり、薄い膜状である
胎座
ゼリー部の基の組織の生長と共に、量が多くなり種子を包む。
種子
トマトの子孫を残すために重要なもの。4mm前後の大きさで、色は黄白色。
隔壁
中果皮と果実の中心を結び、子室の境目となる
子室
大玉トマトの場合、通常5〜8個に分かれる。
各子室には、胎座、種子が存在する
維管束
道管と師管が集まった束。葉で作られた養分や根からの水を果実に運ぶ。
以上、「トマトがあれば〜何でもできる!」が、座右の銘。
とまと家・中島がお届けしました。
happy tomating!!